
フレックス(FLEX)はシャフトの硬さを示す表記です。R・SR・S・Xなどがありますが、同じ「S」でもメーカーやモデルが違えば、硬さや振り心地は同じとは限りません。ヘッドスピードを出発点に、重さ・長さ・スイングのテンポと試打結果を合わせて選びましょう。
例えば、ドライバーのヘッドスピードが40 m/sだったとしても、その数値だけでRかSかは決まりません。使いたい製品のメーカー目安を確認し、候補を打ち比べると選びやすくなります。
シャフトの「フレックス(FLEX)」とは?
フレックスは、シャフトのしなりやすさに関わる硬さの区分です。まずはよく使われる表記を覚えておきましょう。
| 表記 | 基本的な読み方 |
|---|---|
| R | レギュラー。製品内の硬さを選ぶ際の区分の一つ |
| SR | RとSの中間として使われる表記 |
| S | スティッフ。同じシリーズ内ではRより硬めの区分 |
| X | エクストラ・スティッフ。同じシリーズ内ではSより硬めの区分 |
| L・A・R2など | 軟らかめの区分として使われることがある。対応関係は製品ごとに確認 |
| SX・TX・XXなど | 一部の製品にある区分。意味やXとの違いはメーカーの仕様を確認 |
この表は全メーカー共通の硬さ順や、ヘッドスピードの適合表ではありません。性別・年齢・初心者かどうかだけで区分を決める必要もありません。
ミズノは、フレックスなどにメーカー独自の基準が使われ、同じ表示でも差が生じると説明しています。硬さに加えて、重さやしなり方、クラブ全体の組み合わせも確認しましょう。
自分に合ったシャフトフレックスの選び方
Step1|普段のヘッドスピードを測る
ドライバーのシャフト選びなら、ドライバーで測った数値を使います。同じ測定機器で複数球を打ち、普段の速度とばらつきを確認してください。最高値1球だけを基準にせず、メーカーの適合目安がどのクラブの速度を指しているかも確認します。
メーカーが公開する速度別の表は、候補を絞る手がかりです。他社の製品へそのまま当てはめず、購入を考えているモデルの公式仕様と照らし合わせましょう。例えば三菱ケミカルのMMT Taper Ironsにも製品別の適合表がありますが、同社は参考用であると明記し、フィッティングを勧めています。
参考:三菱ケミカル MMT Taper Irons 製品仕様・Fit Guide
Step2|テンポとミスの出方を確認する
切り返しで力が入りやすいか、ゆったり振る方がタイミングを取りやすいかを確認します。重さや長さも振りやすさに関わるため、硬さだけを変えたつもりでも、クラブ全体の条件が変わっていないか注意しましょう。
スライスや引っ掛けが出た場合は、打ち出す方向、曲がり方、打点を分けて見ます。ボールの曲がりにはフェースの向きと軌道の関係、打点などが関わるため、曲がった方向だけでシャフトが硬すぎる・軟らかすぎるとは判断できません。
Step3|条件をそろえて打ち比べる
可能なら同じヘッド・ロフト・長さにそろえ、比較するシャフトのモデル、重量、フレックスを記録します。数球ずつ交互に打ち、いつものクラブでも打ち直すと、打ち慣れや疲れによる変化も確かめやすくなります。
- 力まず振り切れ、タイミングを合わせやすいか
- ボール初速やキャリーが安定しているか
- 左右のばらつきや、大きなミスが増えていないか
- 最初の数球だけでなく、打ち直しても同じ傾向が出るか
例えば、Sの最長飛距離が少し伸びても左右に大きく散り、Rでは普段の距離を安定して打てたなら、その違いも選ぶ材料になります。1球の最大飛距離だけで結論を出さず、試打結果と振りやすさをフィッターに伝えましょう。
よくあるシャフト選びの失敗例とその対処法

「Sなら間違いない」と表記だけで選ぶ
以前のSが振りやすかったとしても、別モデルのSが同じとは限りません。フレックスに加え、モデル名・重さ・長さを確認して試打しましょう。
ミスが出るたびにシャフトを替える
まず現在のクラブで、狙う方向と構えをそろえて数球打ちます。次に、バランスを保てる小さめのスイングで打ち、打点や左右のばらつきが変わるか記録してください。普段のスイングとの差を見ておくと、練習で見直す点とクラブ選びの相談を整理しやすくなります。
昔の数値や年齢だけで選び続ける
今の普段のスイングを測り直し、現在のクラブと候補を同じ条件で比べましょう。年齢が変わったという理由だけで、フレックスを変更する必要はありません。
八王子でシャフト選びを相談する前に

相談時には、使用中のクラブのモデル・シャフト名・フレックスと、困っているミスを伝えましょう。測定データがあれば、使用した機器とクラブも合わせて分かるようにしておくと、話が進めやすくなります。
八王子ゴルフでのフィッティングを希望する方は、対応日時、担当者、試打できるクラブ、料金を予約前に公式LINEでご確認ください。体験レッスンの予約とは、希望する内容を分けてお伝えください。
まとめ|硬さの表記と試打結果を合わせて選ぶ

フレックスはシャフト選びの手がかりの一つです。メーカー・モデルごとの差を踏まえ、普段のヘッドスピード、振りやすさ、打点、キャリーと左右のばらつきを確認しましょう。
練習で改善する点が分からない方は、記事下の体験レッスン予約へ。シャフトフィッティングの実施内容を確認したい方は、公式LINEからご相談ください。
フィッター紹介
1g1eGOLF 代表
森田 達也
1986年生まれ 寅年 群馬県太田市出身

群馬県邑楽郡邑楽町中野1332-1
幼少期よりサッカーを始め、大学でフットサルと出会い大学卒業後、中国へ渡りプロフットサルプレイヤーとして活躍。
引退を機に帰国し、その後ゴルフに出会う。
ゴルフクラブに魅了され、クラブ構造、フィッティングの勉強をし、フィッティング界の神様ともいえる浅谷氏に弟子入り。
そして2022年1月に1g1eGOLFをオープン。
公式HP:https://1g1egolf.com/
YouTube:【群馬のクラブフィッター】森田達也_1g1eGOLF
Instagram:https://www.instagram.com/1g1egolf/
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